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結婚と恋愛は別?!

恋愛をして結婚する方式が日本に定着したのは、明治以降と言われていますが、本当でしょうか。

 

逆に、お見合い結婚が定着したのは江戸時代だと言われています。

 

武士階級と豪商達の間で始まったようです。家柄重視ですね。それ以外の人たちは自由恋愛が基本だったようです。

 

この見合い結婚が明治以降に一般化され、普通の家庭でもお見合い結婚する家が増えたようです。戦後間もないころは、主流になったようです。恋愛している暇など、当時にはありませんでしたからね。

 

最近はまた逆転して、恋愛をして結婚するのが当たり前になってきています。さてここで問題が出てきました。

 

これは一般的に言われていることですが、恋愛(同棲)期間が長いカップルほど、離婚率が高いという事です。

 

恋愛をして、そのまま素晴らしい結婚が出来れば、これ程素晴らしいことはありませんが、現実は少々違うようです。

 

何故なんでしょう。

 

1. 恋愛感情は2~3年で終わるというもの。あの人が恋しいと思う感情は、そう長くはありませんので、恋しい感情が冷めてから結婚すると、離婚しやすいというものです。

 

2. 長い同棲生活をしたので、相手の事が完全に理解しえたと誤解しやすい。婚姻歴の長い人に聞いてみて下さい。恋愛時代と結婚した後と、相手に対して自分自身が変わったかを。

私達は、自然界に居る動物達と少しも変わりはありません。恋愛感情と言うものはホルモンがなせる技です。でもこのホルモン君、大量に長期間分泌するわけにはいきません。大量分泌は大変体力を使ってしまうからです。

 

恋愛モードに入っているカップルは、容姿が綺麗になっていきます。ホルモン君が頑張るので、目は輝きスタイルも良くなってきます。肌も綺麗になります。

 

全ての機能が恋愛モードに注がれます。他の機能が停止しても、恋愛に必要なものは幾らでも供給されます。この間が2~3年と言われています。残念ですが!

 

人間は他の動物達と違って、物事を考える力が優れている様に見えるようです。ですので、相手を完全に理解しえたと、勘違いを平気で犯します。血液型で簡単に相手の性格診断してしまうのと、同じかも知れません。血液診断は、あくまでも傾向性を表しているだけです。

 

ジョハリの窓は、会員さんであればご理解いただけると思いますが、人間、単純ではありません。複雑な生き物が人間です。それをキチンと理解しないと、結婚後に思っていた人と違うと離婚をする羽目になります。

 

恋愛感情が冷め、勘違いしたままでは、離婚が近づいてしまいます。

 

出会ってから一日も早く結婚し、恋愛感情が高いうちに子供を産み育てる。そして二人の間では、愛を育てなければなりません。そうです、相手に恋してる感情(あの人が欲しい)から、相手に愛を感じる(あの人が必要)に変化しましょう!

 

そうすれば、幸せな結婚生活を送れますよ!