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男は脆弱(ぜいじゃく)だ!

俺は男だ!と叫んでみても、私の年齢になりますと男性知人の早逝が目立ってきます。

 

 男は女より強いから、弱い女を守ってやらなければ!

 

よき時代でした。

 

ところが今や男女平等が叫ばれてから久しく、女性の学習機会が増えた影響で、学校での男女別の平均点が発表され女性優位の現実が徐々に炙りだされてきました。

 

アメリカの心理学者エミー・ワーナーとルース・スミスはハワイ、カウアイ島で1955年に生まれた700人を、出産時からの20年間、追跡調査を行いました。凄い!

 

その結果、出産2週間前から18歳になるまで、男児は女児に比べ圧倒的に脆弱であることを突き止めました。

 

分娩外傷を負った男児の半数は幼少期に死亡しましたが、女児では2割弱の死亡。低知能指数・言語障害・社会性障害・運動機能障害など、男児は女児の2倍に上り、男児の半数以上に学校生活上問題がありました。

 

これは男性特有のテストステロン(男性ホルモン)が大きく影響しているようです。

 

男性ホルモンは気分を高揚させ爽快にしてくれる反面、ガン・肝臓病・心臓病・エイズなどの慢性疾患の発病を高める働きがあるようです。更に、テストステロン値が高い男性ほど、術後感染に対する免疫力が低下するようです。

 

なんと、おぞましいことでしょうか!

 

強いと思っていた男が、これ程弱く、脆い存在であるとは!

 

当たり前でした。

 

男性の平均寿命と女性の平均寿命では、圧倒的に女性が上回っています。私の父親は78歳で亡くなりましたが、口の達者な母親は91歳まで生きました。

 

男って脆(もろ)くて可愛いな!と思ったら、優しい気持ちを持って,男性とお見合いしてください。

 
応援します!