「住みにくい世」を、笑いながら渡る結婚論
――正しさ・情・意地、全部持ってる人ほど要注意
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
(夏目漱石『草枕』)
さすが漱石先生。
今の婚活市場を覗いていたのでは?と思うほど、的確です。
■「結婚はまだ早い」…その“まだ”は何年続く?
「結婚なんて焦ってするものじゃないでしょ」
はい、その通り。
ただし――10年言い続けている人は、一度カレンダーを見てください。
気づけば
✔ 周りは既婚者
✔ 親はそわそわ
✔ 自分は「いい人がいれば」
この「いい人」、
なかなか駅前には落ちていません。
■「条件では選びません!(キリッ)」の裏側
「私は肉食系です!」
「草食男子が理想なんです」
「中身重視ですから!」
……と言いつつ、
プロフィールを開けば
年収・身長・学歴をしっかりチェック。
これはもう、
**“条件は見ない派(ただし全部見る)”**です。
智に働きすぎると、
頭の中がExcel表になってしまいます。
気づいたら「人」ではなく「数値」を見ている。
そりゃ角も立ちます。
■親の情、ありがたいけど重たいときもある
「親と同居しないなんて!」
「一人っ子なんだから!」
「家はどうするの?」
親の愛はありがたい。
でも時々、フル装備のダウンジャケット並みに重い。
情に棹させば流される。
親の人生は親のもの、
あなたの人生はあなたのもの。
ここを混同すると、
結婚相手より先に「親の顔色」と結婚することになります。
■プロポーズは完璧じゃないとダメ?
「こんなお店、ありえない!」
「指輪の出し方が雑!」
「誘ったのに断るなんて!」
はい、理想は分かります。
でも現実の男性は、
緊張するとIQが20下がります。
意地を通して
「一生言いません!」
→ 破断。
少し笑って
「まあ、いっか」
→ 結婚。
この差、かなり大きいです。
■結婚は「論破」するものではない
相手を言い負かしても、
翌日から同じ家に住みます。
勝ったつもりが、
一番居心地が悪い。
意地を通せば窮屈。
これは結婚生活の“あるある名言”です。
■住みにくい世は、二人で渡るから面白い
結婚とは
✔ 正しさを競うことでも
✔ 完璧を求めることでもなく
✔ 「まあ、いっか」を共有できる相手を見つけること。
少しズレてて
少し不器用で
でも、一緒に笑える。
そんな二人なら、
住みにくい世も、案外どうにかなります。
■ベルミー的まとめ
理屈ばかりだと、角が立つ。
情に流されすぎると、身動きが取れない。
意地を張ると、家の中が寒くなる。
だからこそ――
肩の力を抜いて、笑いながら結婚を考えてみませんか。
ベルミーは、
「正論で負けない結婚」より
「笑って続く結婚」をおすすめします。
