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何気ない一言が、彼の「結婚の決意」を止めていた理由

こんにちは。
越谷市で創業27年、結婚相談所「ベルMe(ベルミー)」代表の鷲巣(わしず)です。

婚活では、プロフィールや年収、見た目以上に大切なものがあります。
それは――**「普段、どんな言葉を使っているか」**です。

今日は、実際にご成婚された女性会員様のお話をご紹介します。


彼女はとても明るく、気配りもできる素敵な女性でした。
お見合い後の交際も順調で、私から見ても「このまま成婚まで進むだろうな」と感じていました。

ところが、交際が進むにつれて、少しずつ雲行きが怪しくなっていったのです。

お相手の男性は、とても誠実で優しい方。
病気がちなご自身のお母様を、毎週病院へ連れて行くような親思いの男性でした。

一方、彼女のご実家では、お母様が長年“嫁姑問題”で苦労されていました。

そのため彼女は、無意識のうちにお祖母様に対する不満や否定的な言葉を口にすることがあったのです。

もちろん、彼女自身に悪気はありません。
幼い頃から見てきた家庭環境の中で、自然と身についてしまった感覚だったのでしょう。

私も最初は、

「大変な環境だったんですね」

という程度に受け止めていました。

ですが――
実は、その“何気ない言葉”こそが、彼の結婚への迷いに繋がっていたのです。


IBJでは、交際から原則半年以内に結論を出すルールがあります。

しかし彼は、なかなか結婚への決断ができませんでした。

先方のカウンセラーさんに理由を尋ねても、

「嫌ではないんです。ただ、何か引っかかっているようで…」

という曖昧なお返事。

彼女の気持ちは完全に彼に向いています。
だからこそ不安も強くなり、

「どうして決めてくれないの?」

という焦りから、些細な喧嘩も増えていきました。


そんなある日。

私はお風呂に入りながら、ふと彼女との会話を思い返していました。

その時、突然ひとつの考えが頭に浮かんだのです。

「もしかしたら彼女は、私に話した時と同じような口調で、お祖母様の話を彼にもしていたのでは…?」

もしそうだとしたら――。

家族をとても大切にしている彼にとって、それは決して小さな問題ではありません。

彼の頭の中では、

「将来、自分の母のことも同じように言われるのではないか…」

そんな不安が、少しずつ大きくなっていたのかもしれません。


そこで私は、彼女にこんなアドバイスをしました。

「もし彼と結婚したら、お母様の通院なども積極的に支えたい。そんな気持ちを素直に伝えてみませんか?」

すると彼女は、迷うことなくこう答えました。

「もちろんです!私、できることは一緒にやりたいと思っています。」

その真っ直ぐな気持ちを彼に伝えたところ――

彼の表情は一気に変わりました。

長く抱えていた不安が解け、彼はついに結婚を決意されたのです。


現在、お二人はお子様にも恵まれ、とても温かな家庭を築かれています。

婚活では、

「何を話すか」

以上に、

「どんな温度で言葉を伝えているか」

が、とても大切です。

本人にとっては“ただの口癖”でも、聞く相手によっては未来への不安材料になることがあります。

逆に、たった一言でも、

「この人なら家族を大切にしてくれそう」

と思えた瞬間、人は結婚を現実として考え始めます。


普段の何気ない会話。
そこには、その人の価値観や優しさが自然と表れます。

婚活がうまく進まない時ほど、
「自分は普段どんな言葉を使っているかな?」
と、一度振り返ってみてください。

 

ほんの少し言葉を変えるだけで、お相手に与える安心感は驚くほど変わりますよ。